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『Search The Thing』第一回
〈わらびもち〉
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つるっ、むにゅっという食感を愛してしまい、百貨店の前を通り過ぎられず、地下へもぐり、わらびもちを探す私。300円前後で手に入る幸福、ああ至福。わらびもち自体好きですが、「きな粉」も大好き。ヨーグルトにきな粉をかけて毎朝食べております。
で、『わらびもち』=『わらび』の『もち』なんですが、現在、わらび粉(わらびの根っこから作られたもの)100%で出来たものなど、ほとんど口に出来ない!家で作れば…といっても、市販の『わらびもち粉』の材料を見れば、さつまいもでんぷん・タピオカ…などなどが名を連ねております。だって、わらび(山菜)って、イモと違って、いっぱいとれる物でもないし、アクも強そうですからね〜。『わらび粉』は精製段階でそれはそれは手間がかかるようです。…でもね、それは分かった上で「わらび(的?)もち」が好きなんです!
ところで、わらびもち発祥の地はどこなんでしょう?―奈良県。室町時代にはあったようです。子供の頃、父親の車に乗って、奈良の山に山菜取りしに行きました。先端のクルリンに綿が付いていたりと、見た目にかわいかったような。でも、わらびの煮物が好き!と言うような、渋い子供ではありませんでした(アシカラズ)。
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子供の時の話が出たので、それに続いて、わらびもちの思い出一つ。タオルを首に巻いて、汗対策をした母親が、わらびもちを作る後姿…一生懸命すぎて嫌でした(笑)。作ってくれるだけ、喜ばしいことなんですけどね。って、そんな話は母にはせず、「子供の頃、わらびもちどう買ってた?」と聞いてみました。“リヤカーを引っぱってくる、おじさんから20円ぐらいで買っていた。わらびもちは水に浸かっていて、網ですくって水をきって舟皿(発泡スチロールのじゃないよ。木製のね)に盛り、きな粉を上からかけ、まさにたこ焼きのように、爪楊枝を刺して出してくれた(ここまで聞いて、爆笑してしまったのは私だけ?)”らしい。今じゃあ、いくらなんでもリヤカーはない。トラックですよね。あ、でも、トラックで売りにくるのも、関西だけみたい…東京の知人に聞くと「見たことない」と。あと、きな粉主流の関西ですが、関東は『黒蜜』。スーパーのパック売りは、きな粉と黒蜜両方入ってるようです。食感が関西より固めかも?とのことで、この意見から総合するに、東京土産「葛餅(三角形で固め。黒蜜をかけて食べる)」に影響を受けている??そういやあ、私の感覚で、葛餅って、柔らかめの葛皮の中にこしあんが入ってるという物。京都のわらびもちでは、中にあんこがつまってるものもありますね。福井県が田舎の先輩に聞くと、羽二重餅はあってもわらびもちは聞かないとのこと。九州なんかも微妙…。九州にはもともとさつまいもの粉を使った甘古呂餅が。あー、あの焼いたときトロッてなるのが、素晴らしい!わらびの代用にしなくていいです…と思ってしまいます。うーん、地域性が大きいなぁ!あ、蕨(わらび)市なんて、あります。埼玉県!なんと、人口密度日本一の市らしい…。
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