私はかつて若かりし頃、西宮市の香炉園の浜でウィンドサーフィンをしていました。ところが海が汚い。海底にはヘドロが層をなし、海面にはカップラーメンのカップやスーパーの袋が浮いているのです。
そんな時、ふとした縁でウミガメを研究している亀崎さんという方とお会いしました。ウミガメが日本の海岸で産卵するのはいいが、おびただしく流れているゴミを餌と間違えたり、釣り糸や網にからまって死ぬケースがずいぶんあるとのこと。
「それはもう許せんことやね」と意気投合して、日本ウミガメ協議会の設立をサポートすることに決めました。海がめが住めないような海になってしまったら、海の資源を原料にしている私たちだって大変なことになります。
「行政からの支援はほとんどありません」と彼は言いました。「ウチみたいな中小企業でも役に立てるなら」と本当に心から喜んで支援させていただくことにしました。